1日介護休暇をもらって、母の検診に付き合ってきた。
母は、寝たきりで左手が不自由で右手の指もだんだん機能が衰えてきたけど
口と頭は元気。
でも、昨日はちょっと落ち込みモード。
「あたしは震災を生きのびてよかったのかなぁ?」
「こうやって寝たきりで、あなたや周りに迷惑かけて生きてる意味あるのかな?」
「あなたは、あたしの子供に生まれて後悔してない?」とか・・・
母が震災を生き延びて生きててくれてよかったと思ったのは事実。
あたしもお~ちゃんも母の安否がわかって本当にほっとして泣けた。
寝たきりだって、こうやって会話ができることは幸せだと思うし、
不自由でも一生懸命生きてる母の姿に力づけられてる人はいる。
小さい頃は、母が周りのママ達より年長でいろいろいじめられたこともあったけど
あたしは、厳格だったけどちょっと抜けてた祖母の孫で
内弁慶で外面ばっかよくて溺愛してるのにどう愛していいかわかんない不器用な父や
いつも苦労だっかりしてて耐えることばっかりだった母の子供でよかったと思う。
父に似ちゃったから、ちょっと八方美人で飽きっぽくて
祖母に似ちゃったからすっごい保守的で勝気で頑固で
母に似ちゃったから心配性の耐えるばっかの人になったけど
このうちに生まれたことは後悔してない。
あたしにいろんな願いを込めて祖母がつけてくれた名前
日の光ではなく、優しく静かに旅人の足元を照らす月のように
あたしはたぶん生きていく。
ま・・・誰かを導くような光にはなれないけどね。
そんなことを思った2日間でした。