Under the rose ~ 約束は三日月の夜に
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近くて遠い・・・入れない実家
2011年 09月 01日 |
ニュースで、汚染区域のマップをみた・・・

もう実家には帰れないのかな?
生まれ育った土地は、そこにあるのに
青空も風も水も満ち溢れているのに・・・訪れることはできない。
どこか遠い写真の中の風景と同じ。

あこがれて恋焦がれても勝手に行くことはできない。

今頃は、秋めいた涼しい風が吹き始め
日中はクマゼミが夕方にはヒグラシが鳴き、夜には虫が鳴き始める。

誰も何も悪いことはしていない。

誰かは自分の私腹を肥やすために画策したかもしれない。
でも、大多数の7000人を超す人たちは慎ましく自分の身を守り
先祖伝来の土地を守り、静かに暮らしていただけなのに

あの地震があの津波が・・・原発がその静けさを壊した。

汚染濃度が高い地域は、20年人が立ち入ることはできないと言う。
20年経ったら、もうあたしは老人で・・・母はもうこの世にはいないだろう。

母は誰も知らない土地で息を引き取り、
葬儀には知人も友人すら参列することはないだろう。

こういうことを政府や東電関係者はわかっているのだろうか?
あたしというか被災者の母は、一時払い保証金も何もほしくない。

ただただ、あの土地で友人や知人に囲まれて静かに余生を過ごしたい。

きっとね、原発のあの地域から強制的に避難させられた人が願うのはお金じゃない。
あの土地に戻り、お馴染みのご近所さんと語らい、土地を耕し静かに暮らすことだと思う。

あたしもね、あの町に・・・何もない町だけど戻りたい。

失って初めて大事なものがわかるって、真実の言葉だよね?
いつも帰れる場所だからいつも自由に行ける場所だから、何とも思わないけど
自分の中に息づいてる失いたくない場所だったことがわかった
あたし達にあの町を返してください。

そして・・・あの地域にはまだ動物が残されている。
あそこに住んでいた何もしないあたし達のかわりに見ず知らずの善意の人が
健康を省みずにあの立ち入り禁止の土地に入り、保護を続けている。

一度、彼女たちのしてることに目を向けてください。
警戒地区の動物たちを見捨てない
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by sweet_candy_aya | 2011-09-01 00:33 | ひとりごと |
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